
リハビリテーション
リハビリテーション
運動療法は、身体機能の回復や維持を目的とした治療法です。専門スタッフが個々の状態に合わせたプランを作成し、安全かつ効果的に行います。
その他、個人個人に合わせて行います。
運動療法を通じて期待できる効果はいろいろありますが、以下のようなものがあります:
痛みの軽減と動作の向上
例えば、腰痛で長時間座れなかった方が、筋力トレーニングを通じて姿勢を改善し、長時間座れるようになり、日常生活の快適さを取り戻します。
転倒予防
高齢者の方がバランス訓練を続けることで、自信を持って歩行できるようになります。
スポーツや趣味への復帰
怪我から回復して、スポーツを気持ちよくできるようになります。
各種の医療機器を用いて悪化している血流を改善させ、痛みを緩和して筋緊張を緩和させます。お身体の状態や既往症などによって行えないメニューもありますので、お一人おひとりに合わせてメニューを決めています。
当院では深部の患部を温める「超音波」と骨形成を促進する「低出力パルス超音波」による治療が可能です。
深部を温める「超音波」は、超音波が生体組織に照射される際に生じる熱で温熱作用を発生させ、超音波が到達している範囲を立体的に温めます。患部の深部を温めることで血流が改善し、筋肉の緊張がほぐれ、症状緩和に導きます。
「低出力パルス超音波」は骨折超音波治療に用います。骨に器械的な刺激を与えると、その刺激に応じて骨が形成、修復されることが確認されており、プローブを患部に固定した状態で出力の弱い超音波を断続的に発振することで、骨折部位に音圧刺激を与え、骨の癒合を促進します。
骨癒合期間を40%短縮するという報告もあり、当院でも骨折治療の際に用いております。
通常の運動では効果を得にくい部分にある筋肉や、バランスが悪い部分の筋肉だけに直接働きかけてマッサージできる機器です。微弱な低周波がピンポイントな場所にだけ効果を現します。改善しにくい場所の血流を促進して痛みやこわばり、こりなどの緩和に導きます。
患部に近赤外線(0.6μm〜1.6μm)を高出力で、スポット状に照射できる光線治療器です。ペインクリニックでも利用されています。
半導体レーザーのような単一波長ではなく、幅広い波長帯なので、患部の深い場所まで確実に届いて、心地よい温感と効果が得られます。